イチローの来季現役続行に敵地メディアが太鼓判 代打打率.292は「桁外れ」

「まさに怪物」、専門家が絶賛する「ハンド・アイ・コーディネーション」

「彼は来年も戻ってきたいと言っていました。私にはそうならない理由が見えません。代打で打率.292ですか? これは桁外れですよ」

 イチローは今季、先発出場が減少する一方、代打の切り札として大活躍。両リーグトップの代打安打26本で球団記録を更新し、ジョン・バンダーウォールが1995年に打ち立てた28本のメジャー記録に2本と迫っている。”代打の神様”としても、来季メジャーで活躍できるとデービス氏は語っていた。

 イチローは9点を追う7回にはライト線を破る鮮やかな二塁打。ここでは「本当にアメージングですよ。身体の動きとは全く別の方向に(バットを)動かしながら、ライト線にヒットを放つのです。あのハンド・アイ・コーディネーションはまさに怪物です。いつものことですが」と独特の打撃技術を絶賛したデービス氏。10月に44歳の誕生日を迎えるメジャー最年長野手の、手の動作と視覚の連動性を意味する「ハンド・アイ・コーディネーション」の高さは”モンスター級”だという。

 打率も.263に浮上したイチロー。これでメジャー通算3075安打とし、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り6本とした。その健在ぶりに、敵地メディアすらも来季メジャー18年目の躍動を確信していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY