広島緒方監督、連覇に涙 ファンと選手に何度も感謝「頼もしい奴らだ、本当に!」

負傷が出たシーズンにも「諦めないんですよ、うちの選手は」

 広島は18日、甲子園での阪神戦に3-2で勝利し、2年連続8度目のリーグ優勝を決めた。昨年に続くセ・リーグ制覇で、37年ぶり2度目の連覇を達成。試合後、優勝インタビューに応えた緒方孝市監督は、選手に「本当に頼もしい奴らだ!」と感謝を伝えた。

 広島は2-2の同点で迎えた8回にバティスタが決勝打。ジャクソン、中崎と救援陣がリードを守り、優勝を決めた。緒方監督は試合が終了した瞬間にベンチで涙。その後、胴上げで11度宙を舞った。

 第一声では「この甲子園球場というのは、自分のプロ野球選手の第一歩目の球場でした。その思い出の詰まった甲子園球場で胴上げしてだたいて、本当に嬉しかったです」と話し、その後は何度もファンへの感謝の思いを明かした。

 また、離脱者が出たシーズンについて「チームはピンチだったんですけど、若い選手がチャンスと思って何人も活躍してくれた」と感謝。勝負強い戦いの連続で「逆転のカープ」と呼ばれたことについては「諦めないんですよ、うちの選手は」と話し、最後には「本当にご苦労さん! おつかれさん! 頼もしい奴らだ、本当に!」と呼びかけていた。

(Full-Count編集部)

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