PO進出ドジャース、前田健太とウッドを救援起用で“二段構え”と米報道

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

敏腕ローゼンタール記者がドジャースのPO戦略を解説

 メジャー最高勝率で早くもプレーオフ進出を決めたドジャース。7月31日にはレンジャーズからダルビッシュ有投手らを電撃獲得し、投手陣の強化に努めた。おかげで先発ローテはメジャー屈指の層の厚さを誇ることになったが、先発の人数が少なくて済むプレーオフでは誰を起用するべきか、贅沢すぎる悩みに直面している。そんな中、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のケン・ローゼンタール記者は「マエダとウッドがロングリリーフに回るだろう」と予測。プレーオフでのドジャースの戦略を解説した。

 プレーオフでは先発ローテは3投手、もしくは4投手で回す。ドジャースは絶対的エースのカーショーが1番手を務め、それをダルビッシュ、ヒルと負う形が当確とされている。残る4番手の枠を争うのが、前田健太、柳賢振、ウッドの3投手。ローゼンタール記者は、4番手の座を射止めるのは柳だと予想。右腕前田と左腕ウッドの両投手を、長いイニングを任せる“ロングリリーフ”として救援起用することで、先発投手が不調だった場合、無理をさせずに早期交代できる“贅沢”さが生まれるとした。

 救援投手を早めに投入できることで、過密スケジュールで進むプレーオフでも、先発投手は疲弊せずに済む。つまりドジャースは他球団よりも余裕を持った戦い方ができるというわけだ。

 9月に入ってから11連敗を喫するなど調子を落としたが、余裕を持ってプレーオフ進出を決めたドジャース。プレーオフでは、先発投手の“二段構え”という盤石な体制を敷いて、悲願のワールドシリーズ制覇を狙う。

(Full-Count編集部)

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