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「落ち着いて」…本塁打後に全力疾走の強打者、投手に制されスローダウン!?

今季はナ・リーグ西地区最下位に沈むジャイアンツだが、チームの調子は関係なく、常に全力プレーでファンを魅了するのがハンター・ペンス外野手だ。日本では考えられないようなスイング、スローイングを持つ“ユニーク”な存在だが、時折全力プレーの度が過ぎて、チームメイトすらついて行けない状態に陥る。

ジャイアンツのハンター・ペンス【写真:Getty Images】
ジャイアンツのハンター・ペンス【写真:Getty Images】

一塁走者の先発右腕クエト、ホームラン打ったペンスに「スローダウン」の合図

 今季はナ・リーグ西地区最下位に沈むジャイアンツだが、チームの調子は関係なく、常に全力プレーでファンを魅了するのがハンター・ペンス外野手だ。日本では考えられないようなスイング、スローイングを持つ“ユニーク”な存在だが、時折全力プレーの度が過ぎて、チームメイトすらついて行けない状態に陥る。

 19日(日本時間20日)に本拠地で行われたロッキーズ戦でも、少し前掛かったプレーをチームメイトに制された。1点ビハインドの5回、無死一塁で打席に立ったペンスは、センターへ逆転2ランを叩き込んだ。ホームランを打っても全力疾走が信条。いつも通り、勇んで二塁ベースを回ったが、ここで慌てて急ブレーキを踏んだ。

 この回、一塁走者だったのは、右翼へヒットを放った先発右腕のクエト。余分な体力を消耗したくなかったのか、ペンスの2点弾を見届けたクエトは、あたかも自分が打ったかのように、ゆっくりダイヤモンドを回っていた。が、それを猛追するのがペンス。もし追い抜かされたら逆転は帳消しだ。そこでクエトは二三塁間で一瞬後ろを振り向くと、左手でペンスに「スローダウン」の合図。現実に引き戻されたペンスは、ゆっくりとクエトの後を追った。

 球団公式サイトによると、ゆっくりとホーム生還を果たしたクエトについて、ボウチー監督は「走る速度だけ見たら、彼がホームランを打ったのかと思った」と笑ったという。文字通り、ペンスを手で制したクエトは「いつも言ってるんだ。走り始めたら速度を落としてホームランを楽しめって。だって、いつだってとにかく速く走るから」と、常日頃から口を酸っぱく伝えている“アドバイス”であると明かしたそうだ。一方でペンスは「誰が前を走っていようと、彼らのペースに合わせないと。追い越しちゃいけないからね」と、チームプレーを強調したという。

 クエトの合図が功を奏したのか、ジャイアンツは9回にサヨナラ勝ちを収め、笑顔で試合を締めくくった。

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