米でも割れる見解、大谷翔平の二刀流可否アンケート スカウトの本音は?

日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】
日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】

5人のスカウトのうち、3人は「ノー」2人は「イエス」

 今オフのメジャー移籍が噂される日本ハム大谷翔平投手を巡り、アメリカではさまざまな報道が飛び交っているが、中でも多いのが「二刀流の是非」を巡る議論だ。米スポーツ専門サイト「ファンラグスポーツ」では、メジャー球団の現役スカウト5人にアンケートを実施。賛否それぞれの意見をリポートしている。

 5人のスカウトに「大谷はメジャーで投手と野手を同時にできるか」と質問した結果、3人が「ノー」2人が「イエス」と答えたそうだ。「できない」と答えたスカウトは「(投打)両方に注意を払うと、彼が平凡な選手になるのではないか心配」と話したそうだ。加えて、NPBのレベルが高いことは認めながら「ここはメジャーだ」とバッサリ。かのベーブ・ルースでも長続きしなかった二刀流の実現は難しい、という見解を示している。

 一方で「できる」と答えたスカウトは「彼がどれほどスペシャルか、みんな理解していない」と、大谷の秘めたる才能を大絶賛したという。才能だけではなく、その練習熱心さにも触れ、「彼は一生に一度の逸材」と最上級の褒め言葉を送った。

 大谷がこれほどまでに注目されるのは、メジャーでも前例のない才能の持ち主で、多くの人の想像を超えた存在だからだろう。アメリカの野球ファンは、来季からその目で大谷が持つ才能を目撃することができるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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