ソフトB柳田、全治3週間 工藤監督「CSには間に合うと思う。絶対に必要」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

精密検査を受けて全治が判明、シーズン中も「代打という可能性もゼロではない」

 ソフトバンクは21日、柳田悠岐外野手が札幌市内の病院でMRI検査を受けた結果、「右腹斜筋損傷・肋間筋損傷2度」と診断されたと発表した。全治3週間程度の見込み。

 柳田は20日の日本ハム戦(札幌D)の2回表、ファールを打った際に右脇腹付近の痛みを訴えて、その裏の守備からベンチへと退いていた。

 すでにパ・リーグ優勝を決めているソフトバンク。クライマックスシリーズのファイナルステージは10月18日から始まる。全治期間からいえば、ギリギリといったところで、この日出場選手登録を抹消された主砲について、工藤公康監督は「クライマックスシリーズには間に合うと僕は思っている。なるべく早く治すようにと本人には伝えている。1日でも早く。絶対に必要な選手。本人の思いが強ければ強いほど、早く戻って来られると思っています」と話した。

 リーグ戦中の復帰は厳しそうだが、指揮官は「そこは分からないですけど、彼の目標としているところもあるでしょうし、彼の中に早く治したいと思う気持ちがあればあるほど、早く治ると思う。代打という可能性もゼロではないと思います」とも語った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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