田中将大ワーストタイ8失点KO、PO進出決められず、満弾含む3被弾で12敗目

ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

隠し球プレーのゴーインズに6回満弾浴びる

 ヤンキースの田中将大投手が22日(日本時間23日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発し、12敗目(12勝)を喫した。6回2死満塁で満塁弾を浴びるなど、3被弾を含む6安打6奪三振3四球8失点(自責7)。勝てばプレーオフ進出が決まる一戦で、まさかのKO降板となった。防御率は4.94。

 初回にジャッジが46号ソロを放ち、1点援護を受けてマウンドに上がった。だが、その裏に味方失策も絡み、すぐさま同点に追いつかれてしまう。3回には1死からエルナンデスに左中間へ3号ソロ、4回にはマーティンに左翼へ13号2ランを運ばれ、1-4と3点ビハインドとなった。

 前回は武器となったスライダーをこの日は捉えられた。6回、先頭バティスタに四球、続くピラーにスライダーを中前打とされ、無死一、二塁。ここで2者連続三振としたが、代打モラレスにストレートの四球で2死満塁のピンチを招いた。

 打席に迎えたのは、3回に隠し球プレーを決めたゴーインズ。2球で2ストライクと追い込んだが、3球目内角スライダーを強振され、右翼席に飛び込む満塁弾を浴びた。マウンド上で呆然とした田中は95球(64ストライク)で降板。今年5月14日アストロズ戦に並ぶ、自己ワーストタイの8失点を喫した。

 7点ビハインドはあまりに大きく、チームは敗戦。プレーオフ進出はもちろん、地区優勝も諦めていないヤンキースにとって手痛い黒星となってしまった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY