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広島薮田、トップ菅野に1差の15勝目 緒方監督は称賛も「そんなに甘くない」

広島は23日、マツダスタジアムで行われた巨人戦に3-2で勝利した。3安打で3得点を奪っての勝利に、緒方監督は「安打数的には少なかったけど、少ないチャンスをものにしてくれた」と僅差の勝利を喜んだ。

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

本人は投球内容に「自信にならない」と反省も…指揮官「今季の彼の成長」

 広島は23日、マツダスタジアムで行われた巨人戦に3-2で勝利した。3安打で3得点を奪っての勝利に、緒方監督は「安打数的には少なかったけど、少ないチャンスをものにしてくれた」と僅差の勝利を喜んだ。

 先発の薮田が7回2失点で15勝目を挙げたが、3者凡退は一度もなく、味方打線を大きく上回る8安打を許した。最多勝争いでトップの菅野に1勝差となる15勝目を挙げた薮田だが、「今日は全然、途中で修正もできなかった。自分の納得したボールが投げられたのは7回だけだった」と、笑顔はなかった。

「全体的にフォームのバランスが悪かった」という薮田は、記者の『粘りの投球』という表現にも、「今日の内容は自信にはならない。次への不安になっただけ」と出るのは反省の言葉ばかりだった。緒方監督も「2アウトから四球を出したり、粘りながら、という表現がふさわしいかな」と、称賛というわけにはいかなかったが、「それでもぎりぎり修正して投げ切れたのは、今季の彼の成長。15勝という数字は、チームに大きく貢献してくれたということだし、本人も自信にしていい」と評価した。

 最多勝争いだけでなく、勝率1位のタイトルにも手が届きそうな薮田だが、緒方監督は「そんなに甘いものじゃない。上には上がいる。相手は日本を代表するピッチャーだから」と手厳しかった。薮田も「次の菅野さんの登板次第」と前置きした上で「あと1回投げられるかどうかわからないが、最終的に(タイトルが)ついてくればいい」と控えめな姿勢は変わらなかった。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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