ソフトB千賀、シーズン終盤での先発へ「もう1つの壁を越えられるように」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

「悪い時にどれだけの投球ができるか、それが今のボクには必要」

 ソフトバンクの千賀滉大が、14勝目をかけて25日の楽天戦に先発する。前回登板では6回を141球という粘りの投球を見せながら勝敗はつかず。今回、改めて白星の積み上げを目指す。

 チームが優勝を決めた翌日、17日の西武戦では制球に苦しみ、2回を投げ終えた時点で球数は50球を超えていた。それでも粘りを見せて、6回141球を投げて1失点。何とか試合を作ってみせた。

「1年を通して投げる中で、(調子の)波を小さくすることが一番大事。悪い時にどれだけの投球ができるか、それが今のボクには必要だと思う。明日(25日)は前の試合から修正したものを出せればいい」

 東浜巨が腰の張りで戦線を離脱することになったが「ボクも1か月近く離脱した。イニングがかさむと1週間で回復しないときもある」と共に戦ってきた仲間を気遣いながらも、自らの課題とも重ね合わせてこう語った。

「今年は完投がセロだから。でも体が元気ならね」

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