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盗塁王&打率3割へ前進するハム西川「今は必死にやっていく」

防御率0点台の若き守護神から値千金の1点をもぎとった西川は「ヒットでも犠牲フライでランナーをかえすことは変わらない。前に飛ばせば何かが起こる」と胸を張った。

日本ハム・西川遥輝【写真:石川加奈子】
日本ハム・西川遥輝【写真:石川加奈子】

楽天戦で劇的サヨナラ打、「前に飛ばせば何かが起こる」

 日本ハムの西川遥輝外野手が28日、本拠地での楽天戦で劇的なサヨナラ打を放った。3-3で迎えた9回1死三塁、カウント2-1から松井裕樹投手のチェンジアップを二塁ベース方向に打ち返す内野安打。防御率0点台の若き守護神から値千金の1点をもぎとった西川は「ヒットでも犠牲フライでランナーをかえすことは変わらない。前に飛ばせば何かが起こる」と胸を張った。

 お立ち台では、余裕たっぷり。祝福の水を浴びた感想を問われると「もう札幌は寒いので、ちょっと寒かったですね」とクールにおどけて見せた。一方で2番に座る弟分の松本剛内野手を公衆の面前でいじる「剛なんかに任せてられないので、自分で決めてやろうと思いました」と言って笑いを誘った。

 ファンに振りまいた笑顔の陰で体は悲鳴をあげていた。前日27日オリックス戦では、走塁中に左膝を強打して途中交代。それでもこの日3安打1打点1盗塁と活躍した西川は「見ての通り、問題ないです」と試合後も涼しい顔だ。栗山英樹監督は「痛みは相当あると思うけど、遥輝らしいよね」とその精神力に感嘆した。

 チームでただ一人全試合出場を続けている。「体が元気な限りはて続けるつもりだし、それが使命だと思っている」と西川はきっぱりと言い切った。

 3年ぶりの盗塁王奪還と打率3割という大きな目標がある。盗塁はこの日1つ決めて39個とし、2位の西武・源田に3個差をつけた。猛打賞で打率も.298までアップ。「来季のことも頭にあるけれど、今は必死にやっていく。成績は残っていくし、終わったわけじゃない」。残り7試合、気力を振り絞ってどん欲に結果を追い求める。

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