米17年連続、通算509盗塁のイチロー 成功率81%が物語る背番号51の凄さ

通算500盗塁以上で歴代4位の成功率、「未だ素晴らしい」の声

 米野球データサイト「baseball-reference」によると、500盗塁以上を記録した選手の中でこれは歴代4位の数字。その上にはティム・レインズの84.696%(808盗塁)、ウィリー・ウィルソンの83.292%(668盗塁)、デービー・ロペスの83.010%(557盗塁)しかいない。現役で唯一イチローを上回る盗塁数を記録しているホセ・レイエス(メッツ)も、成功率で見れば80.377%と43歳のベテランには及ばない。

 またイチローはオリックス時代に199盗塁を記録しており、日米通算では708盗塁を成功。企図数は日米通算で858回で成功率は82.571%にまで上昇する。NPBで200盗塁以上を記録した選手のうち、歴代1位は昨年現役を引退した元巨人の鈴木尚広氏の82.909%。通算700盗塁を超えるイチローはこの数字にも肉薄している。

 現地で中継の解説を務めた元新人王のトッド・ホランズワース氏もこの日、衰えないイチローの走力を目の当たりにし、「とてもいいスタートでした。未だ素晴らしい」と脱帽していた。通算509盗塁はハリー・ストーベイと並び歴代35位。その上にはレイエス、バリー・ボンズ(514盗塁)と続く。安打数とともに盗塁数も歴代ランキングを駆け上がるイチロー。その数字の裏には驚異的な成功率も隠されている。

【動画】成功率81%、43歳イチローの盗塁を見よ! 通算509盗塁目

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