3か月ぶり4番復帰のDeNA筒香が特大26号、ラミレス監督も歓喜の完璧弾

4回には8試合ぶりスタメンマスクの戸柱が9号先制3ラン

 DeNAの筒香が29日の阪神戦(横浜)で、6月28日の広島戦以来となる4番に復帰。6回の第3打席で26号2ランを放った。

「インコースのボールでしたが、うまく打つことができました。追加点が欲しかったので良かったです」

 3-0で迎えた打席。3番のロペスがセンター前へのヒットで出塁すると、筒香は右翼スタンド中段へ運ぶ特大弾。戦況を見守っていたラミレス監督も歓喜の声をあげるほどの貴重な一発となった。

 4回には、9月16日の巨人戦以来、8試合ぶりのスタメンマスクとなった戸柱が9号3ランで先制弾を放った。「気合で打ちました! 前の打者が繋いでくれていましたし、チームに勢いをつけるためにも、先制したいと思い打席に入りました」。正捕手とされながらも、最近は嶺井に出番を譲っていた男が意地の一発を放ち、ハマスタを盛り上げた。

 阪神との5連戦のラストとなるこの日の対戦。27日は4点リードを守りきれずに引き分けとされ、28日は2-11の大敗を喫していただけに、嫌なムードを振り払うには十分な一発となった。ラミレス監督の打線組み替えが見事にはまった。

(Full-Count編集部)

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