広島が06年新人王・梵の退団を発表、自由契約で他球団での出場機会を模索

広島・梵英心【写真:荒川祐史】
広島・梵英心【写真:荒川祐史】

10年には盗塁王とゴールデングラブ賞に輝く

 広島は3日、梵英心内野手が退団すると発表した。今後は自由契約となり、他球団での出場機会を模索する。

 球団が本人と来季の契約について話し合いをした際、梵が「金額にかかわらず、出場機会を求め他球団をあたってみたい」との意向を示し、その意思を尊重して自由契約という形を取ることになったという。

 広島の三次高から駒澤大、日産自動車を経て、2005年大学・社会人ドラフト3巡目で広島に入団。2006年には新人王を獲得した他、2010年には43盗塁を記録して盗塁王に輝き、ゴールデングラブ賞も手に入れた。だが、その後は両膝を痛めた影響で出場機会が激減。今季の1軍昇格はなかった。

 ここまで通算打率.264、74本塁打、135盗塁の成績。36歳のベテラン内野手が新天地を求める。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY