ロッテドラ1佐々木が好投 来季は「強い真っ直ぐでリズム作るスタイルへ」

ロッテ・佐々木千隼【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・佐々木千隼【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

5勝目逃すも来季へつながる投球、「変化球でかわすスタイル」から進化誓う

 ロッテのルーキー佐々木が今季5勝目を逃したが、来季に繋がる投球を見せた。

 5日の楽天戦で7回117球5安打2失点(自責1)の好投。初回、ウィーラーに145キロのストレートがシュート回転して甘く入り、中前先制適時打を許した。3回も銀次にカーブを右犠飛とされ2失点目。3回で72球と苦労したが、その裏に「千隼(佐々木)が頑張っていた。(今まで)打線が援護出来なかったが、本来なら10勝してもおかしくない投球内容」と加藤が中堅へ同点の適時三塁打とバックも援護した。チームは3-2でサヨナラ勝ちした。

 MAXは145キロで、立ち上がりのストレートはよかったが「(途中から)変化球が多く、そこはよくなかった。フォークが甘く入らないように意識して、ボール球が多くなってしまった。変化球でかわすスタイルから、強い真っ直ぐでリズムを作る(ピッチング)スタイルへ。来年はそこを目標にしたい」と新なターゲットを口にした。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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