元女房役がダルビッシュにエール、Dバックス強打線にも「大丈夫に決まってる」
ダルビッシュにエールも…「個人的には自分たちに勝ったDバックスに勝ってほしい」
ルクロイは間近でDバックスの強力打線を観察し続けてきた。初回に主砲のゴールドシュミットが先制3ランを放ち、1番ペラルタ、2番マルテ、5番ラムはいずれも猛打賞を記録した。
「Dバックスはとてもアグレッシブだった。彼らは我々は犯してはいけないミスをおかしてしまった。初回に3点も与えてしまった。それがこの試合の全てだ。自分たちのミスのツケを払うことになった」
Dバックス打線の脅威を物語ったルクロイ。だが、日本人右腕には心配の必要はないと太鼓判を押している。
「ダルビッシュへのアドバイスは特にないよ。彼は大丈夫に決まっている。すでに周到なゲームプランを練っていることだろう。この試合を見てから計画していることだと思う。ドジャースのチームにもゲームプランがあると思う。必見のシリーズだね。でも、個人的には自分たちに勝ったダイヤモンドバックスに勝ってほしいよ」
ダルビッシュはすでにDバックス打線攻略の糸口を見つけていると予想する一方で、ナ・リーグ優勝決定シリーズに進出するのはDバックスであってほしいとエールを送った。
3月にワールド・ベースボール・クラシックにアメリカ代表として参戦し、優勝に貢献。そこからロッキーズにトレードで移籍するなど激動のシーズンだった。
「今年の序盤は良くなかった。そして、トレードされてここにきた。そこから流れが変わった。コロラドに来られたことに感謝している。このチームの一員になれたことを誇りに思っている。でも、自分は来季どうなるのか全くわからないんだよ」
シーズン後にはフリーエージェントとなるルクロイは、ロッキーズでのラストゲームになるかもしれない激闘を戦い抜いた充実感を表情にたたえていた。
(Full-Count編集部)