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「千賀に何か買ってもらえ」 ソフトB上林、右腕に初タイトルもたらす一打

千賀に初のタイトルをもたらす価値ある一打だった。6日のオリックス戦(ヤフオクD)。ソフトバンクの上林誠知外野手が、右腕の黒星を消し、最高勝率のタイトルを確定させるタイムリーを放った。

ソフトバンク・上林誠知【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・上林誠知【写真:荒川祐史】

9回土壇場で千賀の黒星消すタイムリー「千賀さんに『ありがとう』と言われて…」

 千賀に初のタイトルをもたらす価値ある一打だった。6日のオリックス戦(ヤフオクD)。ソフトバンクの上林誠知外野手が、右腕の黒星を消し、最高勝率のタイトルを確定させるタイムリーを放った。

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 1点ビハインドで迎えた9回2死二塁。上林が、オリックス守護神の平野を捉えた。初球、144キロのストレート。「初球からいこうと思っていた。フォークが頭にあった。詰まったんですけど、ヒットはヒットなので」。詰まった打球は右翼・武田が出したグラブのわずかに先に落ちた。二塁から代走・川島が生還。試合は振り出しに戻った。

 この日先発した千賀は6回9安打3失点で降板。規定投球回に到達したものの、敗戦投手となれば、勝率1位の座から陥落。最高勝率のタイトルを、チームメートの東浜に明け渡すところだったが、上林の一打で黒星が消え、この瞬間に右腕の初のタイトルが確定した。

 千賀のための一打、かと思いきや、上林は衝撃の事実を試合後に明かした。「(千賀のタイトルのことは)全然知らなかったです…。ベンチに戻ったら、千賀さんが来て『ありがとう』と言われて、そういうことか、と」。実は、上林は、同点打によって千賀にタイトルが転がり込んだことを知らなかったのだという。

「みんなには『千賀に何か買ってもらえ』と言われました」という上林。それよりも、サヨナラ勝ちを収めたとはいえ、ホーム最終戦で延長12回へと突入したことに「試合時間を伸ばしてしまったので…。ホームランなら良かったんですけどね…。やってしまいました」と冗談めかし、笑わせていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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