ロッテ山室社長が外国人去就に言及、ペーニャ残留示唆「評価はしている」

チェンとスタンリッジは残留、ダフィーとサントスは退団、パラデスは未定

 9日の本拠地最終戦となるオリックス戦を前に、ロッテ山室球団社長は来季の外国人選手に関し「方向性は決めている」と話した。

 6月から合流し、打率.242、15本塁打、38打点(8日現在)のペーニャについて「評価はしている。パ・リーグにいたので、弱点を分かられてはいるが、それをどう克服するか。課題はあるが(来季も)必要だと思っている」と残留を示唆した。

 左腕のチェンと日本人枠になるスタンリッジは残留の見込みで、すでに帰国しているダフィーとサントスは退団の方向だ。

 打率.214、9本塁打、22打点(8日現在)と低迷の原因を作ったパラデスに関しては、「(打撃面の)修正をしないといけないが、新外国人でどれだけ希望通りにいくか」と語り、来季の去就はクリーンアップを担える新外国人選手の獲得状況次第とみられる。

「歴史的な大敗。ファンの応援にも応えなければならない。(戦力補強に関しては)無尽蔵にはいかないが、新監督、フロントを含め、基盤を作っていきたい」と同社長。誕生確実と見られる井口新監督の就任発表と会見は、14日から始まるCSファーストステージの前に行われる見込みで、早ければ全日程終了後の11日か12日となりそうだ。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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