Rソックス元主砲オルティス氏、好投の田中将大を称賛&「躍動の理由」分析

ヤンキース・田中将大
ヤンキース・田中将大

地区シリーズ第3戦でヤンキースを勝利に導いた田中

 8日(日本時間9日)、インディアンスとの地区シリーズ第3戦で好投したヤンキース・田中将大投手。7回3安打無失点という圧巻のピッチングで1-0の勝利に貢献し、崖っぷちに立たされていたチームを救った。この投球はライバル球団の元主砲からも絶賛されることになった。

 地区シリーズ第3戦を現地で中継した「FOXスポーツ」。試合後のスタジオには豪華な解説陣が並んだ。元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏、元レッドソックスのデビッド・オルティス氏、元ホワイトソックスのフランク・トーマス氏が試合を分析。その中でレッドソックスで長らく主砲を務め、通算541本塁打を放ったオルティス氏が田中の快刀乱麻のピッチングをこう称賛した。

「プレーオフでインディアンスと対戦するという困難に直面した。(チームメイトの)セベリーノはタナカがボールを低めに集めて打者の体勢を崩していたのを見たはずだ。あのスプリット、相手はいつもスプリットを待っているところで、ファストボールを繰り出した。それが試合中に彼を躍動させた理由なんだ」

 田中は斬れ味抜群のファストボールに加え、宝刀スプリット、スライダーなどの変化球を巧みに織り交ぜて7三振を奪った。「ビッグ・パピ」の異名で愛されたオルティス氏は田中が自身の武器とする球種を効果的に投じていたことを称賛していた。

(Full-Count編集部)

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