逆転突破の要因は田中将大の「素晴らしい投球」 ヤ軍指揮官が選手を絶賛

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

2連敗から奇跡の3連勝「1-0で勝った第3戦はすさまじい投手戦だった」

 悪夢の2連敗の後、3連勝で地区シリーズ突破を決めたヤンキース。11日(日本時間12日)の敵地クリーブランドでのインディアンス戦は5-2で勝利した。グレゴリアスの2打席連続本塁打で3点を先制し、投手陣もサバシア、ロバートソン、チャプマンとつないで快勝。最終決戦で大きな一勝をつかんだが、ジョー・ジラルディ監督は地区シリーズ突破の要因に「タナカの素晴らしいピッチング」を挙げている。

 指揮官にとって、敵地での地区シリーズ第2戦は悪夢の敗戦だった。継投策がことごとく裏目に出て、チャレンジをしなかったことがリンドーアの満塁弾につながるという“悲劇”もあった。その際の判断や、試合後の指揮官の“言い訳”に批判が殺到。5点差をひっくり返されたヤンキースは崖っぷちに立たされていたが、すべてを変えたのが田中だった。

 本拠地に戻った第3戦で7回3安打無失点7奪三振1四球と快投。この試合をバードの決勝ソロで1-0で制すと、第4戦は先発セベリーノの好投や打線の奮起で7-3で快勝。そして、この日の第5戦も熱戦を制した。田中の魂のピッチングから、怒涛の反撃が始まった。

 奇跡のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた指揮官は、試合後の会見で2連敗からの逆転突破を果たせた要因を聞かれ、以下のように答えている。

「ただ単に(懸命に)戦い抜いたからだよ。1-0で勝った試合(第3戦)ではすさまじい投手戦だったし、それがどのようにもたらされたのかってことさ。タナカは素晴らしいピッチングをし、グレッグ・バードはあのアンドリュー・ミラーからソロホームランを打った」

 まさに第3戦の田中の快投が地区シリーズ突破を引き寄せたと言及。さらに、「その翌日もまたホームで勝利した。セベリーノは良い投球をした。バッティングではディディ(グレゴリアス)やガードナーもよくやってくれた。我々は必死になって戦ったんだ。引っ張ることができる若手とベテランがうまくミックスされているよ。それに、(勝利したことが)信じられないよ、相手は本当に素晴らしいチームだったからね」と選手を絶賛した。

 13日に敵地ヒューストンで第1戦が行われるリーグ優勝決定シリーズでは、地区シリーズでレッドソックスを下したアストロズと対戦。レギュラーシーズン102勝のインディアンスに続き、同101勝の強敵だが、もう怖いものはない。田中は第1、2戦のどちらかに先発する見込み。若い力が躍動する名門球団を再び熱い投球で牽引する。

(Full-Count編集部)

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