復権の田中将大、リーグ優勝決定S初戦先発に米メディアも納得「驚きはない」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

アストロズの大一番に先発へ、「タナカは地区シリーズ第3戦で輝きを放った」

 ヤンキースの田中将大投手が、13日(日本時間14日)に敵地で行われるアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ初戦に先発することが決定した。今季途中にトレードでアスレチックから獲得したソニー・グレイ投手を投入する選択肢もあったヤンキースだが、地元メディアは「インディアンスとの第3戦で輝きを放ったタナカの初戦先発に驚きなし」と報じ、エース復権を印象付けている。

 リーグ優勝決定シリーズのローテーションが決まった。ヤンキースは公式ツイッターですぐに第4戦までの先発投手を発表。真っ先に登場したのは「TANAKA」だった。

「そして、我々のALCS(ア・リーグ優勝決定シリーズ)初戦の先発は… マサヒロ・タナカ」というメッセージとともに、グラブを叩いて力強いガッツポーズを決める田中の動画を紹介。2戦目はルイス・セベリーノ投手、3戦目はCC・サバシア投手、そして、4戦目はグレイという順番となった。

 この発表に地元メディアも続々と反応。米テレビ局「NBCスポーツ」電子版は「ヤンキースはALCSのローテーションを決定。マサヒロ・タナカが初戦で先発」と速報した。今季、レギュラーシーズンで絶好調だったアストロズとの重要な初戦。日本人右腕に命運が託されたことは、妥当だという。

 記事では「タナカはインディアンスとの地区シリーズ第3戦で輝きを放った。7奪三振で7回無失点という投球だった。他の3投手がこのポストシーズンで一度は不振にあえいでることから、彼が初戦に投入されることに何ら驚きはない」と報じている。

今季の田中はロードで苦戦も、大舞台では絶大な勝負強さを発揮

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