昨季世界一の敵将、快投ダルビッシュに脱帽「称賛するよ。本当にいい球だった」

マドン監督、ダルビッシュは「以前よりも変化球投手になっている」

「ユウ・ダルビッシュは、1年前にフォーシーム、スライダーピッチャーでした。今日、彼はカッター、ツーシームピッチャーでした。何か違いを感じましたか。驚きはありましたか」

 その問いに指揮官は「序盤、間違いなく我々にはチャンスがあった。序盤に何本か打つことができた。その後、彼は安定した。試合前に我々はこのことについて話していた。驚く必要はない。彼は以前ほどファストボールを投げていなかった。そのことに気づいたよ。彼は以前よりも変化球投手になっている。より活用することができていた。カッターや他のすべての球種をね。彼の制球は非常に良かった」と答え、序盤に攻略しきれなかったことを悔やんだ。

 その言葉通り、マドン監督は第3戦前の記者会見でダルビッシュを打ち崩すポイントについて、制球が安定しない可能性がある立ち上がりをいかに攻めるかを挙げていた。しかしこの日は初回に本塁打を含む3安打を放ったものの、ダルビッシュの力投の前に1点止まり。2回以降は三塁も踏めなかった。

「彼は狙った場所に投じることができていた。私が常に高く評価していたことの一つだよ。彼は非常にいい制球力を持つ投手になると思っていた。称賛するよ。彼は本当にいい球を投げていた。私は常に彼がいい球を投げるのを見てきた」

 そう脱帽したマドン監督。昨季ワールドシリーズ制覇を達成した名将は3連敗と崖っぷちの状況からチームを立て直すことができるか。

(Full-Count編集部)

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