「ダルビッシュによる支配」 3連勝導く好投に地元紙称賛、敵地メディア脱帽

カブス戦で好投したドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス戦で好投したドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

7回途中1失点の力投、輝き放ったダルビッシュ

 17日(日本時間18日)に行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で7回途中を1失点と好投したダルビッシュ有投手。敵地に移って行われた一戦でチームを3連勝に導き、自身ポストシーズン(PS)2勝目を挙げた。6-1で勝利したドジャースは1988年以来となるナ・リーグ制覇とワールドシリーズ進出に王手。米メディアは「ユウ・ダルビッシュによる支配」など日本人右腕の力投を称賛している。

 ダルビッシュは初回1死からシュワーバーに先制ソロを浴びるなど計3安打を許したが、1失点で切り抜けると、2回以降は無失点投球。6回1/3で81球を投げ、6安打7奪三振1四球1失点と好投を見せて降板した。その間、打線も逆転に成功し、自身も6回の打席で押し出し四球を選んで打点を記録。6-1の勝利に大きく貢献した。

 試合後、米紙「ニューヨーク・ポスト」電子版は「ダルビッシュが圧倒し、ドジャースはカブスにシリーズ3勝0敗というリードをつかみ取る」と速報。「火曜日はユウ・ダルビッシュの夜だった。トレード期限にテキサスからこのスター右腕を獲得した際、ドジャースが予見していた印象的な10月のパフォーマンスを見せた」と称賛している。

 またドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」電子版は試合速報の中で「彼はこのような瞬間のために、ここへ来たのだ。彼は投球は素晴らしかった」とレポートした。

「珠玉の投球」「第2戦までとの違いはダルビッシュによる支配」

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