WSで敵同士、ダルビッシュを絶賛するCY賞右腕 記憶に刻む「スライダー」

ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュのスライダーを絶賛「あれはえげつない」

 24日(日本時間25日)から始まったワールドシリーズは第2戦を終えた時点で1勝1敗となった。第2戦に先発したアストロズのジャスティン・バーランダー投手は6回を3失点と力投。許した安打2本がともに本塁打となり、一時逆転を許したものの、クオリティースタート(6回以上を自責3以内)でその後の逆転勝利につなげた。アストロズを牽引する右腕がドジャースで第3戦に先発予定のダルビッシュ有投手を手放しで称賛した。

 メジャー13年目を迎えても、投手として飽くなき成長を求めるバーランダーは、普段から他の投手の映像や登板を見ながら「自分に何か取り入れるものはないか」と、対戦投手のピッチングを研究するという。その中でも最も記憶に残っているのが、ダルビッシュのスライダーだ。

「ユウ・ダルビッシュと言えば、あのえげつないスライダーだよね」

 そう切り出した右腕は「スライダーを多投するし、しかも威力抜群だ。速球も目が覚めるようなキレがある。この2球種でストライクゾーンを攻められた日には、対戦相手にはタフな存在だね」と続けた。

2013年球宴では「ピッチング談義」、「彼は実にスマートなピッチャー」

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