【日本S】ホークスにビッグイニング 5回デスパイネの適時打から一挙7得点

5回終了時でソフトバンクが9点リード

 ソフトバンクが再びリードを広げた。28日にヤフオクドームで行われたDeNAとの日本シリーズ第1戦。1点を返されて迎えた5回、初回に先制打を放っていたデスパイネがこの日2本目のタイムリーを放った。 

 先発の千賀が内野ゴロの間に1点を失った直後の5回の攻撃。再び、ソフトバンク打線が繋がった。先頭の今宮が井納から四球を選び出塁すると、続くデスパイネの3球目にスタート。二塁への盗塁を決め、さらに捕手の嶺井の悪送球が重なって一気に三塁へと進んだ。 

 2ボール2ストライクから1球ファールで粘っての6球目。デスパイネが井納の決め球フォークを中前へと運ぶ、この日2本目の適時打。2打席目にも内野安打を放っていたデスパイネのこの日猛打賞となる3安打目でリードを再び3点に広げた。 

 さらにソフトバンクは1死から中村晃の四球、松田の中前安打で1死満塁に。ここで、DeNAは井納を諦め田中へとスイッチ。左腕の登板にソフトバンクの工藤監督は長谷川勇に代えて川島を代打に送ると、田中が押し出し四球を与えた。さらに左腕は甲斐にも押し出し四球を与え、柳田が右前へ2点適時打。さらに今宮にも中堅フェンス直撃の2点適時三塁打が出て、この回一挙に7得点。9点差をつけ、大きく勝利を手繰り寄せた。

(Full-Count編集部)

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