ドジャース逆転勝利で逆王手! マエケン好救援で雄叫び、第7戦ダルに命運託す

無失点の好救援を果たし雄叫びをあげるドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
無失点の好救援を果たし雄叫びをあげるドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

前田健太が7回同点機で好救援、ド軍が3勝3敗のタイに戻す

 ドジャースが31日(日本時間11月1日)、本拠地で行われたアストロズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に3-1で勝利し、対戦成績を3勝3敗の五分に戻し、世界一の夢をつないだ。これで勝負はダルビッシュ有投手が先発する11月1日(同2日)の第7戦に託されることになった。

 本拠地に戻ったドジャースが地元ファンの声援を後押しに、息を吹き返した。先発ヒルが3回にスプリンガーにソロ弾を浴び、先制を許したが、中継ぎ陣が奮起。5回2死満塁、6回2死一、二塁の危機を無失点で切り抜けると、アストロズ先発バーランダーの前に沈黙していた打線が目覚めた。

 6回に安打と死球で無死一、二塁の好機を作ると、テイラーが右翼二塁打、シーガーが右犠飛で続き、一気に2点を挙げて逆転。7回表には2死一、三塁の同点危機を迎えるが、4番手で登板した前田健太投手が渾身の無失点救援で1点リードを守り抜き、マウンド上で雄叫びを上げた。

 7回裏にはピーダーソンがWS第3号となるソロ弾で1点を追加。8回のマウンドからは守護神ジャンセンが上がり、6者連続凡退に斬って試合終了。ドジャースが起死回生の勝利を挙げた。

 第7戦の先発マウンドに上がるのはダルビッシュ有投手。試合前「100パーセントでいくことには変わらない」と意気込んだ右腕に、チームの命運が託される。

(Full-Count編集部)

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