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ダル1位、大谷2位―米専門家“格付け” 今オフFA市場は2人の日本人が中心に

今オフのMLBのストーブリーグは、やはり日本人投手を中心に動くことになりそうだ。

ドジャース・ダルビッシュ有(左)と日本ハム・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・ダルビッシュ有(左)と日本ハム・大谷翔平【写真:Getty Images】

トップ25で日本人2人が「ワンツー」、ダルビッシュは「高額を要求するべき」

 今オフのMLBのストーブリーグは、やはり日本人投手を中心に動くことになりそうだ。MLB公式サイトでは、今オフのフリーエージェント(FA)選手を専門家が“格付け”した「トップ25」を発表。ドジャースからFAとなったダルビッシュ有投手が1位、そして日本ハムからポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャー挑戦が有力視されている大谷翔平投手が2位と、日本人右腕が「トップ2」と評価された。

 ランキングは、MLB公式サイトのアナリスト、コラムニストで、元メッツGMのジム・デュケット氏が契約内容や契約チームを独自予想し、FA選手のトップ25を決めたものとなっている。大谷は正確にはFA選手ではないが、譲渡金を支払う意思のある全球団との交渉が可能となる点は現在協議中の新ポスティングシステムでも変わらない見込みで、FA選手と変わらない扱いとなっている。

 同サイトはこの記事に先駆けて、ポジション別の注目選手を紹介する記事を掲載。大谷については、先発投手部門でダルビッシュを押しのけて筆頭で紹介し、「日本ハムファイターズからポスティングされた場合、白熱のストーブシーズンですぐさま最も興味をそそる物語になるだろう」と言及していた。

 ただ、デュケット氏のランキングでは、ダルビッシュを1位に挙げている。

「ダルビッシュは今オフシーズンのマーケットで一番の先発投手である。彼の素晴らしい才能と長きに渡る輝かしい成績を考慮すれば、彼は高額を要求するべきである。この右腕は2017年シーズン後半に適応力を見せ、7月に少々苦戦したものの、投球フォームとピッチングの組み立てにマイナーチェンジを加えることで今シーズンの力強いフィニッシュに結びつけた」

 寸評では、このように高く評価。ダルビッシュは最低750イニング以上投げているメジャーの先発投手で史上最高の29.7%の奪三振率を記録しており、その能力に対する評価は高い。今季途中に加入したドジャースでは、ワールドシリーズ第3戦と第7戦で2回もたずにKOされ、世界一に導くことはできなかったが、同氏は「ワールドシリーズでの苦戦を考慮してもなお、6年総額1億4000万ドル(約160億円)程度の契約を要求するであろう」と分析。1年平均2333万ドル(約26億6560万円)の価値があるとしている。獲得に興味を示しているチームは「ドジャース、レンジャーズ、ヤンキース。マリナーズ、カージナルス、他多数」とした上で、移籍先の予想には「マリナーズ」を挙げている。

 そして、2位にはMLBでの実績がない大谷が堂々登場。寸評では「メジャーに所属していないが、世界的に見ても間違いなくトッププレイヤーであり、大谷が大変、魅力的な点は数多くある」と、その能力を絶賛。そして、「魅力的な点」の1つ目について、「新労使協定の関係で大谷はMLBでも例を見ないバーゲン対象となることだ」としている。

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