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若い力の台頭めざましく――飛躍期待のオリックス、来季のキーマンは?

3・4月を15勝8敗と勝ち越して上々のスタートを切ったものの、最終的に3年ぶりのAクラスを逃した今季のオリックス。しかし、新戦力の台頭がめざましく、チームにとって非常に収穫の多いシーズンだったと言うことができるだろう。

オリックス・吉田正尚【写真:荒川祐史】
オリックス・吉田正尚【写真:荒川祐史】

投手陣は新人の山岡&黒木が躍動、高卒新人の山本も存在感

 3・4月を15勝8敗と勝ち越して上々のスタートを切ったものの、最終的に3年ぶりのAクラスを逃した今季のオリックス。しかし、新戦力の台頭がめざましく、チームにとって非常に収穫の多いシーズンだったと言うことができるだろう。

 今季のオリックスを支えた新戦力と言えば、やはり社会人出身のドラフト1位ルーキー・山岡の名前が浮かぶ。プロ初登板となった4月13日の千葉ロッテ戦でいきなりクオリティ・スタート(6回以上を投げて自責3以下)を達成。その後も好投を続け、初勝利こそ7試合目まで持ち越されたものの、7月7日の千葉ロッテ戦で初の2桁奪三振、8月26日には埼玉西武を相手にプロ初完封を記録するなど、「社会人ナンバーワン右腕」の力を惜しみなく発揮した。

 開幕からチームを支えたルーキーと言えば、背番号「54」、黒木の存在も忘れてはならない。150キロ前後のキレのある直球を武器に、開幕当初から1軍に帯同。勝ちパターンとして定着を果たす。主に守護神・平野につなぐ8回を任されると、5月中旬まで防御率0点台と抜群の安定感を見せた。夏場以降は疲れからか失点するシーンが目立ったが、55試合に登板。25個のホールド、2つのセーブを記録し、ブルペン陣の一角として確かな存在感を示している。

 球団の高卒新人としては23年ぶりの勝利投手となった山本や、シーズン終盤に8回を託された2年目の近藤など、期待の新鋭が続々と芽を出し始めた今季。金子や西といったベテラン・中堅を軸として、来季は充実の陣容となる予感がする。

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