MLB公式サイトも大谷ポスティング承認を報じる「大きな一歩を踏み出した」

大谷翔平のMLB挑戦を日本ハムも承認【写真:田口有史】
大谷翔平のMLB挑戦を日本ハムも承認【写真:田口有史】

近日中にも新ポスティングシステムが締結か

 日本ハムは10日、大谷翔平投手のポスティングシステム(入札制度)によるメジャー移籍を承認すると発表した。このニュースはあっという間に海を渡り、アメリカにも伝わった。各メディアが報じるのに合わせ、MLB公式サイトでも大々的に報じている。

 記事では、日本で記者会見が行われたことを伝えると同時に「この動きは予想されていたものだが、23歳の天才がメジャーリーグに移籍する過程で大きな一歩を踏み出した」と評している。

 もちろん、日本ハムがポスティングを承認したとしても、新ポスティングシステムが締結されなければ意味はない。旧ポスティングシステムは10月31日に失効。現在もMLBとNPBが折衝を続けているが、近々両サイドが合意に至ることになりそうだという見解も伝えている。

 メジャーの新労使協定の下では、米国外から移籍する24歳以下の選手の契約金は制限され、マイナー契約で入団することになる。球団が6年間の保有権を持ち、それまではFAにもならない。25歳になる2年後にメジャー挑戦すれば、総額3億ドル(約340億円)規模の契約を手にすることも可能だが、1年でも早いメジャー挑戦を選んだ大谷を巡り、メジャー全30球団が空前の大争奪戦を繰り広げるとも予想されている。

 果たして、新ポスティングシステムが締結されるのは、いつなのか。そして、大谷はどの球団と契約を結ぶのか。これからの動きから目が離せない。

(Full-Count編集部)

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