ヤンキース番記者、獲得前から大谷の起用法予想「DHや外野で出場しつつ、先発」

「大谷はDHや外野での出場を行いつつ、先発6番手になり得る」

 そして、もう1つのポイントに挙げた大谷については、以下のように説明している。

「23歳の二刀流、大谷翔平はアメリカでのプレーを希望している。実現することになれば、彼は新労使協定の関係で大型契約を結ぶことはできない。すなわち、ヤンキースにとっては、これ以上ない獲得のチャンスなのだ」

 破格の予算で獲得できるため、全30球団の争奪戦になるとも予想されている大谷。ただ、定められた契約金の設定でレンジャーズに続いてメジャー2番目に余裕があるヤンキースを移籍先として本命視する声は多い。

 同記者は、ヤンキースが大谷を獲得した場合の起用法として「大谷はDHや外野での出場を行いつつ、ヤンキースで先発6番手となり得るだろう」と予想。ジラルディ前監督は以前、大谷を獲得できた場合には、先発ローテーションの枠を6人に増やし、登板間に打者として起用することも可能だと明かしていた。当然、この考えはチーム内で統一されたものであるはずで、8月に札幌ドームまで登板を視察に訪れたキャッシュマンGMも共通の認識を持っているはず。まさに二刀流プレーヤーとして、大谷を必要としているようだ。

 メジャー随一の名門球団が、大谷獲得を熱望していることは確か。「投手&DH&外野手」で起用するとの口説き文句があれば、本人の心が揺れ動く可能性は十分にある。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY