田中将大に朗報、恩師ロスチャイルド投手コーチが留任と地元紙伝える

ヤンキースの田中(左)と投手コーチのロスチャイルド(右)【写真:Getty Images】
ヤンキースの田中(左)と投手コーチのロスチャイルド(右)【写真:Getty Images】

来季から新監督を迎えるも、フロントの信頼絶大で残留

 ヤンキースのラリー・ロスチャイルド投手コーチが来季も残留する見通しであることが分かった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版が伝えている。

 ジョー・ジラルディ前監督と契約延長しなかったヤンキースは、現在次期監督探しの真っ最中。新監督を迎えるにあたり、コーチ陣も一新されるかと思われたが、ロスチャイルド投手コーチは残留することになったという。ブライアン・キャッシュマンGMをはじめフロントオフィスは、ロスチャイルド投手コーチの「データ分析と細かな実践指導を融合したスタイル」を高く評価。今季ヤンキース投手陣は、昨季不調だったルイス・セベリーノ投手が復調、ジョーダン・モンゴメリー投手は先発ローテの一角を担うまでに成長し、ベテラン左腕CC・サバシア投手も安定感を取り戻した。

 また、ロスチャイルド投手コーチは2014年のメジャー移籍当時から田中将大投手を指導。日本人右腕のスタイルに理解を示し、好不調の波が大きかった今季も復調に向け、ともに課題に取り組んだ。その甲斐があり、田中はシーズン終盤に向けて状態は安定し、ポストシーズンでは3試合で2勝1敗、防御率0.90という圧倒的な活躍を見せた。契約をオプトアウトせずにヤンキース残留を決めた田中にとって、恩師の残留は朗報になったはずだ。

(Full-Count編集部)

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