59発スタントンが初MVP! わずか2点差の大接戦で栄冠 アはアルトゥーベ

MVPを受賞したアルトゥーベ(左)とスタントン【写真:Getty Images】
MVPを受賞したアルトゥーベ(左)とスタントン【写真:Getty Images】

ジャッジはイチロー以来史上3人目のMVP&新人王のW受賞ならず

 メジャーリーグの今季MVPが16日(日本時間17日)に発表され、ナ・リーグはマーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手、ア・リーグはアストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が選ばれた。ともに初受賞となった。

 スタントンはメジャー史上6人目の60本塁打には届かなかったものの、キャリア最多の59本塁打をマーク。打率.281、59本塁打、132打点の成績で、本塁打と打点の2冠に輝いた。迎えたMVP投票ではレッズのジョーイ・ボット内野手(打率.320、36本塁打、100打点)と大接戦。結果、ボットの300ポイントに対して、スタントンは302ポイントを獲得し、わずか2ポイント差で栄冠を手にした。2ポイント差での決着は史上4番目の僅差だった。

 一方、今季のワールドシリーズ王者・アストロズを牽引したアルトゥーベは打率.346、24本塁打、81打点、32盗塁の好成績を記録。2年連続3度目の首位打者に輝き、204安打もリーグ最多だった。MVP投票では405ポイントを集めて圧勝。歴代新人最多の52本塁打を放ち、新人王を受賞していたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は2001年のイチロー(マリナーズ)以来、史上3人目となる新人王とMVPのダブル受賞はならなかった。

(Full-Count編集部)

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