稲葉ジャパン、先発今永が奪三振ショー! 5回15アウトのうち12個が三振

侍ジャパン・今永は台湾打線を無失点に封じる好投【写真:Getty Images】
侍ジャパン・今永は台湾打線を無失点に封じる好投【写真:Getty Images】

味方のミスで招いた無死一、三塁も、三者連続三振でピンチ脱出

 野球日本代表「侍ジャパン」は18日、「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ」の第2戦チャイニーズ・タイペイ戦を戦った。先発のマウンドに上がったDeNAの今永が5回までに15アウトのうち、12個を三振で奪う圧巻の奪三振ショーを演じた。

 驚異のピッチングだった。今永は初回、先頭のチェン・ジェシェンから空振り三振を奪うと、続く西武の呉念庭も空振り三振に。巨人の陽岱鋼には死球を与えたものの、続く2年連続4割のワン・ポーロンも空振り三振に切って取った。2回は先頭のジュウ・ユィシェンに左前安打を許したが、そこから三者連続三振。3回も先頭のグォ・フーリンを空振り三振に。チェンは中飛となり、初めて三振以外でのアウトとなったが、呉念庭からも空振り三振を奪った。

 4回にはこの試合初めてピンチを背負った。先頭の陽岱鋼は内角の真っ直ぐで詰まらせたが、三塁、遊撃、二塁の間にフラフラと上がった飛球に野手が追いつけずに内野安打とされた。続くワン・ポーロンの一ゴロは、併殺を狙った山川が二塁へ悪送球し、無死一、三塁のピンチを招いた。だが、ここから左腕は三者連続三振を奪った。

 5回も先頭打者から見逃し三振を奪って、12個目の奪三振。後続も一邪飛、左飛に打ち取って、5回まで無失点の好投を見せている。

(Full-Count編集部)

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