元燕ミューレン氏、ヤンキース面接に「合格」 「監督就任のチャンス高めた」

2017年のWBCではオランダの監督を務めたミューレン氏【写真:Getty Images】
2017年のWBCではオランダの監督を務めたミューレン氏【写真:Getty Images】

複数候補の中で有力候補の一人となっている元ヤクルト・ミューレン氏

 ヤンキースの来季監督候補の有力候補として元ヤクルトでWBCオランダ代表監督のヘンスリー・ミューレン氏らが有力候補として挙がっている。米スポーツメディア「ファンラグ・スポーツ」が報じている。

 ヤンキースは今季まで10年間チームを率いたジョー・ジラルディ監督と契約延長せず、後任探しに着手。現在は複数の候補者と面談を行っている。その中、「ファンラグ・スポーツ」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が詳細をレポート。「アーロン・ブーンとヘンスリー・ミューレンはヤンキースGMであるブライアン・キャッシュマンとの面接に合格したという噂だ。そしておそらくは、誰もが羨むヤンキース監督の座を得るチャンスを高めた」と伝えている。

 ブーン、ミューレン両氏はともにヤンキースOB。記事では「彼らを知る人たちにとって明らかなのは、非常によく似たパーソナリティを有しているということだ。両者は社交的であり友好的だ。ジョー・ジラルディとは真逆である」と評している。

 ミューレン氏はヤンキースで5シーズンプレーした後にロッテに入団。1シーズンプレーした後、ヤクルトに2年間在籍し、NPB通算3シーズンで380試合に出場、打率.246、77本塁打、216打点の成績を残した。そんな同氏について記事ではWBCでオランダを4強入りに導いた手腕を「大きな成果」と高く評価している。

 一方、記事ではインディアンスとマリナーズで監督を歴任したエリック・ウェッジ氏らをはじめ、ロブ・トムソン氏、クリス・ウッドウォード氏ら複数の候補が残っていることも伝えている。

(Full-Count編集部)

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