海外メディアが選ぶ”大谷以外”の注目5選手、平野、涌井、マイコラス選出

注目5選手に選ばれた平野佳寿【写真:編集部】
注目5選手に選ばれた平野佳寿【写真:編集部】

“大谷狂想曲”の影に隠れた実力者に注目

 今オフは日米両国のメディアを「大谷」「オオタニ」の名前が賑わしている。フリーエージェント(FA)資格を持つメジャー選手ですら、“大谷狂想曲”で影がかすんでしまっているが、米国外からメジャー移籍を目指す選手はなおさらのこと。そこでカナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」公式サイトでは、注目すべき海外選手5人を紹介。その中で、巨人のマイルズ・マイコラス投手、ロッテの涌井秀章投手、オリックスの平野佳寿投手の3人がランクインしている。

「オオタニという名前ではない注目の海外5選手」と題した特集記事では、今季米国外でプレーした注目選手を選出。その中でNPBから3選手が“ランクイン”。2015年から3季プレーしたマイコラスは、通算31勝13敗、防御率2.18、WHIP0.99という好成績を挙げたことを紹介し、「古巣レンジャーズがマイコラスとの再契約に興味を持っている」と伝えている。

 海外FA権を行使してメジャー移籍を狙う涌井については、2009年に沢村賞を受賞したベテラン選手と評価。13シーズンで123勝、1502奪三振の成績を残した右腕は「最近ワールドシリーズ観戦でアメリカを訪れた」と最新情報を伝えた。

 同じく海外FA権を行使した平野にも注目。今オフのFA市場ではウェード・デービス(カブスFA)、グレッグ・ホランド(ロッキーズFA)らが目玉とされるが、記事では「安価で9回を任せられる男を探しているチームは平野に注目しては」と提案。12シーズンで156セーブを挙げ、そのうち6シーズンで防御率2.67を下回ると、日本での活躍ぶりを伝えている。

 その他の注目選手には、韓国ロッテのソン・アソプ外野手、韓国のハンワ・イーグルスで2年プレーし、合計70本塁打、231打点を挙げたウィリン・ロサリオ内野手の名前が挙がった。この5人の中から何人がメジャー移籍を果たすのか、注目したい。

(Full-Count編集部)

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