ハム大谷翔平“先輩いじり”炸裂「野球よりトークうまい」「心開いてない」

北海道月形町でトークショーを行った日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】
北海道月形町でトークショーを行った日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】

北海道月形町でトークショー、苦手なトマトジュースを人生初一気飲み

 大谷翔平投手が22日、応援大使として訪れた北海道月形町でトークショーを行い、先輩いじりの“大谷節”を炸裂させた。

 最初の標的は、1年間一緒に月形町の応援大使を務めた新垣勇人投手だった。この日のトークショーに同席するはずだったが、ウイルス性急性結膜炎で急きょ欠席した。「皆さん知っていると思いますけど、野球よりもトークがうまい選手なのに今日来られず残念です」と9歳年上の先輩をいじった。

 続いてのターゲットは、鍵谷陽平投手だ。「勝手に僕は翔平のことを弟みたいに思っているのですが、翔平はいつになったら心を開いてくれますか?」という鍵谷のメッセージが読まれると苦笑い。「開いてないですね。あんまり心開かないタイプなので」と答えた。さらにチームの中で心を開いている選手がいるかと問われると「いないですね。ゼロ? はい。心の底から信頼している人はいないです」と即答した。

 言葉尻だけ聞くと、ドッキリするが、顔には常に笑みが浮かんでいる。このイベント前に小中学生と交流した際、小学生から「いたずら好きというのは本当ですか?」と質問を受けた。「はい、本当です」と答えた大谷は、このトークショーでいたずらっ子の一面を披露した格好だ。

 トークショーで大いに語り、抽選会、写真撮影と笑顔で応じた大谷。最後は苦手と公言していたトマトジュースを人生で初めて一気飲みするサプライズでイベントを締めくくった。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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