日本ハム鍵谷が力強くセットアッパー宣言…も、変わらず高い“女子力”発揮

得意料理はチーズダッカルビ「野菜と肉を漬け込んで…」

　日本ハムの鍵谷陽平投手が23日、札幌市内で行われたプレミアムトークライブで来季セットアッパーを目指すことを宣言した。

　今季チーム最多登板した5年目右腕は、60試合に登板して防御率2.53とキャリアハイの成績を残した。来季リリーフの中心を担う自覚は十分。「そこ（セットアッパー）を目指して頑張ります。まずは7回をしっかり投げられるように」とファン300人を前に力強く語った。

　マウンドで闘志あふれる投球を見せる一方で、チームメートやファンからは「女子力の高い選手」と認識されている。この日も女子力の高さについて話題を振られると「意識して生活しているわけじゃなく、無意識ですね」と笑った。

　発端はリップクリームの使用。「いつも塗っていたらいじられ、試合の時にポケットに入れていて審判に怒られてネタにされて。そこから始まりましたね」と経緯を明かした。ファンからリップクリームのプレゼントが相次ぎ「おかげ様で何年分ももらい、ストックがすごくて自分で買うことないです」と感謝した。

　女子力の高さは手料理にも表れている。札幌市内でひとり暮らしをしており、得意料理はチーズダッカルビだという。「韓国料理なんですけど、コチュジャンとか甘辛のたれで野菜と肉を漬け込んで鉄板で焼いてチーズを乗せます」と説明し、同席した田中賢介らを感心させた。

「本当はそんなことやりたくないです、僕も。やってくれる人がいれば、お願いしたいです。基本的には怠け者なので。何でもやってくれる人がいいですよね」と、最後は結婚への憧れ？も口にした。

（石川加奈子 / Kanako Ishikawa）