日ハム退団の武田久、社会人野球の日本通運に選手兼コーチで16年ぶり復帰へ

ファンフェスタ終了後、会見を行った【写真:石川加奈子】
ファンフェスタ終了後、会見を行った【写真:石川加奈子】

ファンフェスにサプライズ登場、スピーチで自ら明かす「完全燃焼を」

 今季限りで日本ハムを退団する武田久投手が、26日に札幌ドームで行われたフェンフェスティバルにサプライズ登場し、来季から社会人野球の日本通運で選手兼コーチに就任することを発表した。日本ハム入りする前にプレーしていた古巣に16年ぶりに復帰することになる。

 札幌ドームでは、ファンフェスティバルの最後に武田を惜別する特別映像が流され、本人が登場。「ファイターズファンは一生の宝物」と感謝の言葉を述べた後に「来年からは社会人野球の日本通運で選手兼コーチとして野球を続けます。一生に一度の野球人生、悔いのないように完全燃焼したいと思います」と話した。

 2002年のドラフト4位で日本通運から日本ハムに入団した右腕は、すべて救援で通算534試合に登板し、31勝30敗167セーブ107ホールド、防御率2.61の成績を残した。スピーチの後にはチームメートから胴上げされ、拍手の中でグラウンドを後にした。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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