巨人田口は4000万円増、広島鈴木は3000万円増…11月29日の主な契約更改

広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】
広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】

巨人杉内は半減の2500万円に

 プロ野球では29日、各球団で契約更改があった。

 巨人では、田口麗斗投手が4000万円増の年俸9000万円でサインした。今季は自己最多の13勝(4敗)をマーク。2年連続2桁勝利。防御率3.01で、菅野、マイコラスと“先発3本柱”を形成した。一方、杉内俊哉投手は野球協約の減額制限を超える半減の年俸2500万円で契約更改。左肩も負傷もあり、今季も1軍復帰はならなかった。森福允彦投手は現状維持の1億2000万円で更新した。

 広島の鈴木誠也外野手は、3000万円増の年俸9000万円でサイン。シーズン途中から4番に座ったものの、8月の試合で右脛骨を骨折して離脱。ただ、負傷前に打率.300、26本塁打、90打点の好成績を残した。シーズン終盤に鈴木の穴を埋めて4番に座った松山竜平外野手は、2500万円増の年俸6500万円でサインした。

 また、セ・リーグの新人王に輝いた京田陽太内野手は、2800万円増の年俸4千万円でサイン。昨オフにFAで楽天に加入した岸孝之投手は7500万円増の年俸3億円に。来季が4年契約の2年目となる。

 日本ハムは7選手が契約更改。60試合に登板した鍵谷陽平投手は2200万円アップの5000万円、終盤に7本塁打を量産した横尾俊建外野手は540万円増の1300万円、37試合に登板して0勝1敗7ホールド、防御率4.35の成績を残した石川直也投手は540万円から1300万円へ2.4倍増の大幅アップでサインした。

 ロッテでは、荻野貴司外野手が5%増の3800万円で契約を更改。ルーキーの酒居知史投手は5勝を挙げて1500万円から50%増の2250万円を勝ち取り、来季二塁にコンバートされる中村奨吾内野手は300万円増の3500万円でサインした(金額はすべて推定)。

(Full-Count編集部)

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