パ最下位ロッテの外国人査定 ダフィー、パラデス…外れた助っ人補強

スタンリッジはシーズン中に国内FA権獲得、来季は外国人枠から除外

 ここでは、今季のロッテの助っ人陣の成績と働きぶりを振り返ってみたい。

○チェン・グァンユウ
27試合(8先発)3勝4敗4ホールド0セーブ 2QS 防御率3.29
63回 56安打32四球0死球5本塁打59奪三振 WHIP1.40

 台湾の国立体育大学から2011年に横浜(現DeNA)に在籍。2年目は育成契約となり、8月には左肘のトミー・ジョン手術を受けた。2014年に支配下に復帰したが。1試合に登板しただけでオフに戦力外通告を受けた。2014年の秋季キャンプでロッテのテストを受けて合格し、2015年からロッテの一員となった。移籍して3年目となった今季はチャイニーズ・タイペイ代表としてWBCに出場。シーズンでは先発、中継ぎで27試合に投げ、3勝4敗4ホールドの成績だった。

○ジェイソン・スタンリッジ
14試合(14先発)4勝6敗0ホールド0セーブ 7QS 防御率4.32
77回 84安打38四球7死球9本塁打52奪三振 WHIP1.58

 2007年にソフトバンクに加入し、2009年に一度は米国へ帰国。2010年に阪神入りして再び来日すると、復帰したソフトバンクを経て、2016年からロッテへ。昨季は1年間ローテを守って8勝8敗の成績をあげたが、今季は4勝止まり。腰痛を訴えての離脱もあり、2010年のNPB復帰後では最低となる14試合の先発にとどまった。シーズン中に国内FA権を取得し、来季からは外国人枠から除外される。 

○マット・ダフィー
54試164打数33安打6本塁打18打点0盗塁 打率.201
14四球61三振 出塁率.279 得点圏打率.283 OPS.651

 アストロズ、レンジャースを経て今季からロッテに加入。オープン戦では4本塁打を放ち大きな期待を集めたが、シーズンが開幕すると、打率1割台に低迷。6月半ばに登録を抹消されると、1軍に再び昇格することはなく、シーズンを終えた。今季限りでの退団が発表されている。

6月半ばに加入したペーニャがチームトップの15本塁打

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