燕山田&オリ中島、バッティングセンターで素人に“圧勝”!? 山崎武司氏「さすが」

「Red Bull Batting Mania Japan Final」に参加したヤクルト・山田哲人【写真:編集部】
「Red Bull Batting Mania Japan Final」に参加したヤクルト・山田哲人【写真:編集部】

山崎氏は山田の打撃技術を絶賛「あれが山田」、来季復活にも太鼓判

 バッティングセンターで開催するベースボール・バッティングコンペディション大会「Red Bull Batting Mania Japan Final」が3日に明治神宮外苑バッティングドームで開催され、オリックス中島宏之内野手、ヤクルト山田哲人内野手がスペシャルゲストチームとして登場した。優勝チームと対戦し、“貫禄勝ち”。バッティングセンター、軟式球などの不慣れな条件ながら、徐々にコツを掴んでの逆転勝利に、大会アドバイザーの元楽天、中日の山崎武司氏も「やっぱりプロは違う。さすがやね」と感心しきりだった。

 厳しい大会を勝ち上がった優勝チーム「神奈川大学じゅんちゃんず(又健太さん、佐藤太加賢さん)」との対戦。中島と山田は練習を終えてから本番に臨んだ。10点×3、30点×3、50点×3と計9個の的がマシン上部に設置され、当てた数で合計点数を競う“競技”。1人2度ずつ打席に立つ方式で、山田の最後の1回を残して劣勢だったスペシャルゲストチームだった。しかし、1回目ではやや苦しんだ日本を代表する強打者は、50点を連発するなど圧巻のバッティングを披露。最終的には合計点数840-650で圧勝した。

 終了後、山田は「よかったです。ホッとしました。負けるかもと思った」と安堵の笑み。「楽しく出来たのでよかったです」とサラリと振り返ったが、大会を見守っていた山崎氏は「優勝チームが勝つと思っていた。やっぱりさすがやね。(優勝チームには)相手が悪かったな。1軍と2軍を行ったり来たりの選手だったら、プロが負けてたんじゃないかな。中島、山田が違いを見せてくれた」と話した。

 今季は打撃不振に終わった山田だが、山崎氏はWBCのために急ピッチでの調整を余儀なくされ、影響が出たと指摘。その上で「今年の打撃はいいときに比べるとポイントが近すぎて、詰まった当たりが多かった。でも、今日のゲームを見ていても、ちょっとすかされた時に的に当てていた。あれが山田。ちょっと抜かれた時に自分のバッティングが出来る。さすが」と手放しで褒め称えた。

 現役時代に楽天と中日で通算403本塁打を記録した山崎氏も、山田の打撃技術に脱帽。“貫禄”を見せつけたヤクルトの主砲の来季復活を予言していた。

(Full-Count編集部)

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