厳しい現実に直面する選手も…過去5年で最多8人獲得の巨人、FA補強の結果は?

金城は移籍1年で引退、相川も今季でユニホームを脱ぐことに

【2014年】
○金城龍彦(DeNA)2015年オフに現役引退
2013年(De):118試合306打数89安打6本塁打36打点 .291
2014年(De):90試合160打数32安打0本塁打11打点 .200
2015年(巨):36試合90打数21安打1本塁打10打点 .233

 2014年オフに海外FA権を行使して巨人へ。開幕戦からスタメン起用されるも、6月に左前腕部外側部損傷の負傷を負い、その後は2軍暮らしが続いた。1軍での出場は36試合止まりで、2015年シーズン限りでの現役引退を決断。移籍わずか1年でユニホームを脱ぐことになった。現在、巨人の2軍外野守備走塁コーチを務めている。

○相川亮二(ヤクルト)今季限りで現役引退
2013年(ヤ):66試合219打数61安打6本塁打30打点 .279
2014年(ヤ):58試合192打数48安打2本塁打21打点 .250
2015年(巨):40試合99打数31安打4本塁打17打点 .313
2016年(巨):37試合41打数10安打0本塁打4打点 .244
2017年(巨):29試合38打数6安打0本塁打3打点 .158

 金城と同時期にヤクルトから権利を行使して巨人へ移籍。開幕戦で移籍後初スタメンするも、開幕後すぐに肉離れで離脱。夏場には左手首の骨折と怪我に泣き、66試合の出場にとどまった。2年目の2016年には小林誠司が正捕手として起用されることが増え、出番が減っていった。今季も29試合の出場に終わり、今季限りで現役を引退した。

【2015年】
○脇谷亮太(西武)
2014(西):96試合205打数54安打2本塁打20打点 .263
2015(西):118試合235打数69安打3本塁打22打点 .294
2016(巨):54試合108打数17安打1本塁打7打点 .157
2017(巨):52試合64打数16安打0本塁打0打点 .250

 2013年オフに片岡治大の人的補償として巨人から西武に移籍し、2015年のオフに権利を行使して古巣に復帰した。だが、2016年は54試合出場に終わり、打率.157と結果を残せず。今季も52試合と出番が減り、厳しい状況となっている。

今季は史上初のFA3選手獲得も、3選手ともに期待に応えられず

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY