首位打者の西武秋山、悲願の優勝へのカギは…「心のつながりも1つ」

西武・秋山翔吾【写真:上岡真里江】
西武・秋山翔吾【写真:上岡真里江】

2.2億+出来高で更改、首位打者は自身初も「もっと高い数字で維持したかった」

 今季パ・リーグ首位打者の秋山翔吾が8日、2億2000万円プラス出来高で契約を更改したことを報告した。来季は3年契約の2年目となる。

 今年は、侍JAPANでのWBC出場から始まり、初の首位打者(打率.322)、最多安打(185本)のタイトルをダブル受賞。さらに、フルイニング出場を3シーズン連続に伸ばし、まさに充実の一年となった。「春先から日本代表に選ばれて、気持ちの張りもあり、なかなか他の人には体験できない1年間になったと思います。苦しい時期もありましたが、レギュラーシーズンでも、ある程度の数字を残せたことも、これからの糧になっていくと思う。まだまだ納得してない数字などもありますが、1年間ケガなくフルイニング出続けられたのが、一番良かったなと思います」と、振り返った。

 だが、一方で、「首位打者という、賞という結果にはなりましたが、9月、10月の頭に失速したことは自分でもわかっているし、もっと高い数字で維持したかったという意味では、力が足りなかった」と人一倍向上心の高い秋山だけに、決して納得はしてない。

「高いレベルで毎年良い成績が残せるように、まずは来年、それができるように準備するだけです」と、来季を見据える。シーズン通してケガをせずに試合に出続け、結果を残し続ける秘訣として、常々「オフシーズンの過ごし方」と話している秋山。今オフも、例年と変わらず、ランニング中心のトレーニングを敢行する予定だという。

「ただヒットを打つだけのバッティングじゃない」

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