鷹サファテ、大谷は「地球上で最高の選手」 米誌で絶賛、課題は「制球」「内角」

ソフトバンクのデニス・サファテ【写真:藤浦一都】
ソフトバンクのデニス・サファテ【写真:藤浦一都】

投手、打者どちらかに専念すれば「40本塁打40盗塁か、サイヤング賞になれる」

 また、打者としては「彼の唯一の課題は内角への速球だ。日本人選手は彼に対して内角攻めしない傾向があった。きっと相当配慮していて、内角に投げて腕を壊したり肘に当てたりしたくないんだろう。自分は彼の内角に投げて成果を収めてきた。メジャーの投手は内角への投球を恐れない。そこが彼のしなければならなくなる適応の一つだ」としている。

 取材に対して「彼のしていることは間違いなく素晴らしいことで、彼が挑戦し、球団がその機会を与えるのは何よりだ。自分の意見だけど、いつか彼は選択しなければいけなくなると思う。打者か投手に専念することになるだろう。両立出来るとは思わない。ただ、もしどちらか選べば、40-40(40本塁打、40盗塁)かサイヤング投手になれる。でも、どちらかを選ばなきゃいけないね」と、将来的には投手か打者か、どちらかに絞ることになるだとうと予想したというサファテ。その上で「彼は地球上で最高の選手だよ。弱点を挙げたけど、弱みよりも強みのほうが勝っている」と結論づけたという。

 現在の日本球界で最高の投手であるサファテをも唸らせる大谷。「地球上で最高の選手」であることを、メジャーで証明できるだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY