涌井と牧田の代理人ヒラード氏、ウインターMで精力的に面談も「語れない」

ロッテ・涌井秀章【写真:編集部】
ロッテ・涌井秀章【写真:編集部】

サブマリン投法の牧田の注目度が高まる

 海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を目指すロッテ涌井秀章投手と、ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指す西武の牧田和久投手の代理人を務めるオクタゴン社のスティーブ・ヒラード氏が11日(日本時間12日)、フロリダ州オーランドで開催中のウインターミーティング会場ホテルで精力的に各球団と面談を行った。

 ヒラード氏は元広島の黒田博樹投手、阪神の福留孝介外野手らの代理人を務め、日本人選手には馴染みが深い。選手の意向を尊重しながら的確な契約を勝ち取ることで定評がある。涌井と牧田両投手の代理人を務めることを認めたヒラード氏は「申し訳ないが、FAや交渉中の選手について多くは語れない」と話したが、同時に複数球団と連絡を認めた。

 今オフはFA、トレード市場が共に動きが遅いが、ここへ来て救援投手に動きが出ている。メジャーでも珍しいサブマリン投法の牧田の名前は、ウインターミーティング会場でもたびたび話題に上っており、注目度は高そうだ。一方、数多くの球団が先発ローテの強化に力を入れており、涌井にも契約のチャンスが回ってくる可能性は十分。ヒラード氏はウインターミーティングで情報収集を重ね、終了後にも両投手に感触をフィードバックスことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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