広島中崎が1億の大台を突破、阪神藤川は2億円…12月12日の主な契約更改

広島・中崎翔太【写真:荒川祐史】
広島・中崎翔太【写真:荒川祐史】

西武山川は2度目の交渉で倍増の3200万円で更改

 プロ野球界では12日、セ・リーグで連覇を果たした広島など複数の球団で契約更改交渉が行われた。

 広島ではセットアッパー、クローザーとして連覇に貢献した中崎翔太投手が交渉を行い、3000万円増の1億1500万円で契約を更改した。今季は59試合に投げて、4勝1敗25ホールド10セーブ、防御率1.40の成績をマーク。2011年のプロ入りから7年で1億円の大台を突破した。広島では一岡竜司投手、会沢翼捕手なども契約を更改した。

 広島に次ぐセ・リーグ2位だった阪神では、藤川球児投手は現状維持の2億円で来季の契約にサインした。2年契約の2年目だった今季は中継ぎとして52試合に登板し、3勝負けなし6ホールド0セーブ、防御率2.22。37歳となっても、安定した投球を見せた。1度目の交渉で保留していた西武の山川穂高は2度目の交渉で昨季から倍増となる3200万円で契約を更改した。

 パ・リーグ最下位に沈んだロッテでは鈴木大地内野手が1000万円増の1億1000万円で更改した。貧打に苦しんだチームの中で打率.260、11本塁打、52打点と奮闘。新たに就任した井口新監督の下で迎える来季に向け「最高の1年にしたい。ビールかけも楽しそうだし」と巻き返しを誓った。セ・リーグ最下位に沈んだヤクルトでは今季15試合の出場に終わった畠山和洋内野手は2000万円減の1億1000万円でサインした。

(Full-Count編集部)

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