イチローら退団に涙ぐむファンも…“再建”マーリンズ討論会にジーター氏出席
ジーター氏はファンに感謝、再建へ意欲「優勝したいと思っている」
その中で「ある女性はスタントン、オズナそして再契約を結ばなかったイチロー・スズキなどの選手に愛着を持っていたと語った際、感情的になった」と、ある一場面について紹介。この様子は、地元紙「レキシントン・ヘラルド・リーダー」でも取り上げられており、「あるファンは、涙を浮かべながらスタントンやイチロー・スズキの退団について話した」としている。
若手の主力選手、そしてレジェンドの退団を惜しむ声は多いようだ。
一方で、「サン・センチネル」はジーター氏の討論後のコメントも紹介。元ヤンキースのスーパースターは「私は彼らの質問すべてをありがたく思った。彼らのコメントすべてもりがたく思った。私は知ろうと試みているんだ」とファンの反応に感謝し、「とにかく僕が言えるのは、これが球団を強化する方法なんだ。ハッピーになるとは思っていない。苛立つと思う。僕にできるのはこれが球団を強化する最善の方法だと言うことだ。長期にわたって持続できる球団をね」と前向きに語っている。
現役生活の全てを、世界一を義務付けられた名門ヤンキースでプレーしてきたジーター氏。類まれなリーダーシップを発揮し、チームの成績を最優先に戦ってきた男が、勝ちたくないわけがない。
「優勝したいと思っている。優勝していないんだ。投手を2人獲得してワールドシリーズを制覇できるくらい簡単だったら良いのにと思うよ」
記事によると、ジーター氏はこう話したという。「キャプテン」はマーリンズを再建し、ファンの思いに応えられるだろうか。
(Full-Count編集部)