“億プレーヤー”は最大で18人に? “暖冬”が続くソフトバンクの契約更改
19日に更改した明石は4500万円増の1億円で3年契約締結
桁外れの金額が次々と飛び出している。2年ぶり8度目の日本一に輝いたソフトバンクの契約更改が凄まじい。20日の交渉で、不動の遊撃手である今宮健太内野手が7500万円増の2億2000万円で契約を更改。11人目の2億超えの選手となった。
その前日、19日には明石健志内野手が4500万円増の年俸1億円の3年契約で契約を更改。準レギュラーの立場ながら、一塁、二塁、外野と様々なポジションでプレーでき、常勝軍団となったチームを長く支えてきた働きを評価されて、チームで15人目となる1億円プレーヤーの仲間入りを果たした。
4年契約が終了した内川聖一外野手は18日に、4億円で新たに2年契約を締結。4億円超えの選手は内川で7人目となった。今季躍進を遂げた甲斐拓也捕手は900万円から、345%アップの4000万円に、石川柊太投手はソフトバンクとして球団史上最高となる500%アップの3000万円と、景気のいい数字が並んでいる。
ただ、これで終わりではないのが、ソフトバンクの恐ろしいところ。まだ、契約更改交渉を終えていない選手に大物、そして1億円プレーヤーの仲間に入りそうな選手が複数いるのだ。
その1人が、柳田悠岐外野手。今季はリーグ優勝決定後に右脇腹肉離れで戦線を離脱したものの、130試合で448打数139安打31本塁打99打点、打率.310を記録。出塁率.426はリーグトップでタイトルを獲得し、OPS1.016は12球団で唯一、1を超えている。昨オフは1000万ダウンの2億6000万円で更改しており、今オフの大幅アップは確実。チームで9人目となる3億円超えは確実だ。