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ダルの“宿敵”入りはあるのか…MLB公式サイトがアストロズ出馬の動機を考察

WSの先発2試合でダルビッシュを攻略したアストロズはなぜ日本人右腕を必要としているのか。MLB公式サイトが、その5つの理由を挙げている。

WSではアストロズ相手に敗戦を喫したダルビッシュ有【写真:Getty Images】
WSではアストロズ相手に敗戦を喫したダルビッシュ有【写真:Getty Images】

なぜアストロズはWSで完膚なきまでに打ち込んだ右腕を狙うのか…

 ドジャースからフリーエージェント(FA)となったダルビッシュ有投手は、今季ストーブリーグの目玉として注目を集めている。メジャー各球団による争奪戦はいよいよ本格化。ツインズが積極的にラブコールを送っている他、2016年ワールドシリーズ王者カブスとはすでに直接話し合いを持ち、今季WS覇者アストロズも争奪戦に参入と報じられている。

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 WSの先発2試合でダルビッシュを攻略したアストロズはなぜ日本人右腕を必要としているのか。MLB公式サイトが、その5つの理由を挙げている。

 特集では、アストロズのダルビッシュ獲りの動きについて「我々を驚かせたと言える」とし、“サプライズ補強”だと分析。当初、アストロズの最優先補強事項は「ブルペンの強化」と今季限りで現役引退したベテラン「カルロス・ベルトランに代わる左の強打者」だったという。

 だが、オフも2か月を過ぎようという現在も、ダルビッシュはどのチームとも契約せずにFAのまま。記事では、そのためアストロズも参戦することになったのでは、と推測し、それを裏付ける5つの理由を挙げている。

 1番目の理由はシンプルだ。「彼はチームの戦力を上げる」。メジャーでは通算奪三振率11.0、WHIP1.179という成績を残している日本人右腕の実績は評価に値すると分析している。

 2番目は、ダルビッシュがメジャー5年で残した実績だ。今季WSでの炎上が評価に傷をつけたと見る向きもあるが、2012年のメジャー挑戦から「一貫して圧倒的な投球を示してきた」と指摘。「WSでの0勝2敗、防御率21.60という問題に囚われれば、大局を見過ごすことになる」と擁護している。

 3番目は「いかにしてワールドシリーズの後遺症を阻むのか?」とし、WS優勝という偉業を達成し、絶頂に達したアストロズのクラブハウスに、新たな刺激を与える新戦力としてダルビッシュに期待している。

 4番目は、ダルビッシュ加入時の先発ローテーションの充実ぶりにあるという。「もしも彼がバーランダー、カイケル、マッカラーズ、モートンのローテーションに加われば、メジャー最高になるだろう」と太鼓判を押している。

 5番目は、アストロズの財政面だ。カイケルは来季、バーランダーは2019年終了後でFAになる。来季の年俸総額はすでに1億5000万ドル(約170億3800万円)と高騰しているが、まだ19年は5600万ドル(約63億6100万円)分しか確定しておらず、ダルビッシュと長期契約を結ぶ体力は残されているため「資金的にも理にかなっている」と指摘している。

 記事では、ダルビッシュにとってもアストロズ移籍は「メジャー最高の打線」「確実な守備力」「クラブハウスの雰囲気」という大きなメリットが存在すると分析。また、オフシーズンをダラス郊外で過ごすダルビッシュにとって、ヒューストンは自宅から近いという利点もある。

 いよいよヒートアップしてきたダルビッシュ争奪戦。頂上決戦で2度苦杯を舐めさせられた“宿敵”と契約するというサブライズ移籍は実現するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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