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「また一緒にやれたら…」楽天松井とDeNAドラ8楠本、小中同級生をつなぐ縁

楽天・松井裕樹投手と、DeNAに今年ドラフト8位で入団した楠本泰史選手(東北福祉大)は、小・中学校時代のチームメイト。そんな2人が今月上旬、仙台市内で対談し、幼き日の思い出を語りあった。

高校卒業後、ともに仙台を拠点とした2人「裕樹に出会えてよかった」

 高校卒業後の進路は、松井が5球団競合の末、楽天に入団した。楠本は仙台の東北福祉大へ。「裕樹はずっと身近な存在でしたね。高校の時も連絡を取っていました。僕が仙台の大学に行くと決まってから裕樹がドラフトで楽天へ。あのドラフトの時、どこが引くのかなって見ていたんです。楽天が引いて、何か縁を感じました。僕たちのことを知っている人たちは『やっぱり、お前らは何かあるんだな』って言っていて。転校して、横浜に行ってよかったと思いました、本当に。裕樹に出会えてよかったなって」と楠本。18歳の春、カテゴリーは違えど、2人はともに杜の都へやってきた。

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 松井は1年目は17試合に先発し、4勝8敗だった。2年目からは毎年30セーブ以上をマークする守護神として活躍を続ける。一方の楠本も大学1年から試合に出場を続け、ミート力の高い好打者として存在感を示してきた。大学3、4年時には侍ジャパン大学代表入りも果たした。同時に、右肩を痛めた影響から守備で苦しんだ4年間でもあった。本来はショートだがファーストを守ったり、指名打者として試合に出場したり。一人、寮の自室で涙したこともあったというが、支えになったのは、松井だった。

「嬉しかったのは、あいつが2年目くらいの時から自分の名前を出してくれていたこと。自分も福祉大で試合に出るようになって、裕樹も2年目で後ろに回ってうまく行き始めていた頃、何かの取材で『小・中学校の同級生が仙台で野球を続けている。大学から必ずプロの世界に飛び込んでくる選手だと僕は信じている』というようなことを言ってくれました。その記事を読んで、プロに行きたいという思いは消さずにいました。僕もプロに行きたいという思いがありましたし、裕樹もその舞台で一緒にやりたいという思いをずっと持ってくれていたんだと知った時に…。一番悔しかった時期なんですけど、悩んで投げられなかった時期なんですけど、頑張ろうと思いました」(楠本)

 松井は「また一緒にやれたらいいなと思っていた」という。松井と同じ舞台へ??。右肩のリハビリや治療を乗り越え、大学4年のシーズンはセンターを守った。

 楠本が楽天の試合を観に行くことはあったが、顔を合わせるのは年末の青葉緑東シニアのチームメイトで集まる時のみだった2人。「来年は仙台でご飯に行こう」と別れるが、なかなか実現しなかった。やっと約束が果たされたのはこの秋。松井が連絡をし、焼肉に舌鼓を打った。今年のドラフトで楠本がDeNAから指名されると、松井は「同じグラウンドで会えることを楽しみしている」とLINEでメッセージを送った。オープン戦や交流戦はもちろん、日本シリーズで対戦できれば最高だ。「まず、自分が1軍で試合に出られるようにならないと」と楠本。プロの世界での対決に思いを馳せる。

 松井が「楽しい!」を連呼したこの対談の様子は、23日の東北放送『スポッち!』(午前10時25分~55分)にて、宮城県内で放送予定だ。番組では、中学時代の監督からのメッセージやマル秘写真、同級生からの秘話に恋バナ(!?)も飛び出した。中学時代、全国優勝した直後の松井の表情にも注目! そして、初対戦で松井が投げるボールは!?

 10年前に出会った楽天・松井とDeNA・楠本。白球が結んだ縁はこの先も続いていく。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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