現代野球に欠かせない救援投手 日本球界で今オフ“1億円プレーヤー”続々誕生

Dバックス入りの平野は2年で最大9億円に

 上記のように各球団で守護神、セットアッパーとして存在感を放つ投手たちが続々と1億円に到達。特に松井裕はプロ4年目の22歳にして一気に大台に乗せた。山崎康も大卒の25歳ながらまだプロ3年目。また中崎や森も20代中盤ながら救援での活躍が評価され、順調に年俸を上げている。

 助っ人では今季日本記録の54セーブを記録したソフトバンクのデニス・サファテ投手が5億円。また日本人では同じく五十嵐亮太(ソフトバンク)が46登板6勝0敗11ホールド、防御率1.73の成績で1000万円増の3億6000万円を得ている。

 また2億円超えでは藤川球児(阪神)の2億円(現状維持)、山口鉄也(巨人)2億2400万円(9600万円減)がおり、オリックスから海外FA権を行使してダイヤモンドバックスと契約を結んだ平野佳寿は2年契約で出来高を含めると総額800万ドル(約9億円)に達する可能性もある。

 分業制が進み、各チームが重視するようになった救援投手。登板過多のリスクが叫ばれる一方、その需要は大きく、今後その年俸もさらに高まっていくに違いない。(年俸は推定)

(Full-Count編集部)

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